ED治療薬の副作用

特定の効果を発揮させる医薬品には、副作用が発生する場合があります。

男性の機能を一時的に増大させるED治療薬は、他の医薬品に比べて強い副作用が出るのです。

医師の指示の下で服用することで、はじめて体に負担をかけない使用ができます。

先発医薬品の副作用に注意

正規のクリニックで販売されている先発医薬品のED治療薬は、体の血行を促進させます。

服用から短時間で男性器の硬度を高められるだけあって、頭痛や顔の紅潮といった副作用です。

 

深刻な副作用としては、光に過敏になる視覚の異常、動悸、全体的な倦怠感があります。

よく勘違いされていますが、ED治療薬だけでは勃起の状態にはなりません。

性的な刺激を加えることで反応するのが正常だから、もしも長時間の勃起が続いたらすぐにクリニックで診察を受けることが必要です。

 

医師に自分の病歴や服用している薬剤を伝えれば、適切な分量を教えてくれます。

お酒や他の薬剤との併用などの禁止事項があるので、ED治療薬の処方時には薬剤師からの説明をしっかりと聞きましょう。

ジェネリック医薬品にも副作用はある

先発医薬品と同じぐらいの有効成分があるジェネリック医薬品にも、副作用があります。

内容は元になっている医薬品とほぼ同じで、やはり医師の指示通りに服用することが必須です。

 

全ての成分と分量が一致するわけではなく、ジェネリック医薬品に特有の副作用もあり得ます。

クリニックが勧めてくるジェネリック医薬品なら、体に異常が出た時にもすぐに相談できます。

 

個人輸入代行でよく見かける『海外で作られたジェネリック医薬品』は、基本的な品質すら不明です。

統計では「約40%が偽造品である」と出ており、ネット上でED治療薬を注文する危険性がうかがえます。

偽物を服用した場合には痙攣や失神も

ED治療薬の偽物を服用した場合には、命にかかわる副作用によって苦しみます。

全身の痙攣や失神といった、重大な健康被害にまで発展するのです。

正規品とは全く違う成分どころか、有害となる物質が混ぜられている事例まで報告されています。

欧州やアメリカを経由するパターンも多く、どこから発送されるのかで判断するのは危険です。

ボトル・箱のパッケージや、錠剤の色や大きさで見破ることは難しく、世界中で多数の被害者が出ています。

 

薬剤を封入するシートすら再現しているのは、何らかの団体が組織的に偽造しているからです。

まして、海外で販売されている正規品と偽物の違いとなったら、日本に住んでいる人間には区別できません。

まとめ

ED治療薬の副作用は、日常生活に影響するものが多いです。

軽い症状から重大な被害まで色々あるため、疑わしい時は主治医の判断を仰ぎましょう。

偽造品は人が口にしたら命にかかわる物質が含まれている可能性が高く、お金の節約の代償としてはかなり高くつきます。