ED治療薬における先発医薬品とジェネリック医薬品
勇気を出してED治療薬を購入する時には、先発医薬品とジェネリック医薬品のいずれかです。
体内に入れるED治療薬の影響は大きく、事前に正しい知識を身につけておく必要があります。
医薬品として性質が異なるので、どのような背景があるのかを学んでおきましょう。
先発医薬品には厚い信用がある
先発医薬品は、医薬品を研究開発するメーカーが長年の積み重ねの末に完成させています。
コストをかける見返りに、そのメーカーは独占的に製造・販売できる特許を持っているのです。
ED治療薬についても、原則的に開発した製薬メーカーの利益になっています。
日本で流通している強力な医薬品は、全て厚生労働省による専門的なチェックの後に販売されています。それに比べると、ジェネリック品は多大な開発費もかけておらず、医学的にも、有効成分は同じでも「違うもの」と認識されているようです。
3種類のED治療薬
クリニックの診察によって入手できる3種類のED治療薬は、どれも先発医薬品です。
・バイアグラ
・レビトラ
・シアリス
専門家や監査員を交えた臨床試験をクリアしているから、その有効性と安全性が保証されています。
企画から10年以上かけて作られた先発医薬品も珍しくなく、安心して使用できるのです。
ジェネリック医薬品は合法ではある
ジェネリック医薬品は、日本のクリニックで処方してもらえる薬剤です。
たとえば、主治医から「ジェネリック医薬品にしますか?」と聞かれるケースがよくあります。
特許が切れた先発医薬品について、同じ有効成分で作ったのが、ジェネリック医薬品です。
医薬品に関する法律に基づき、厳しいチェックで合格したものだけが認められます。
主なメリットは、先発医薬品の半分ぐらいの価格です。
日本国内のED治療薬のジェネリック医薬品は、2019年7月の時点でバイアグラのみになっています。
『厚生労働省が公式に認めている』という意味であって、海外で販売されているのは自称ジェネリック医薬品です。
購入時には医薬品の品質に注意
ED治療薬を買う時には、先発医薬品とジェネリック医薬品の違いに注意しなければいけません。
過去に築き上げてきた多くの症例がある先発医薬品なら、安心して服用できます。
海外製品は適当に作られている偽造品に引っかかりやすいので、個人輸入代行による購入は要注意です。
見た目が似ている、箱が正規品にそっくりだから選ぶのは悪手で、販売元が信用できるのかどうかが問題になります。
日本のクリニックでED治療薬のジェネリック医薬品を希望すれば、確実に安く正規品が手に入ります。
厚生労働省が認可しているジェネリック医薬品ではない場合は、もはや口に入れても大丈夫なのかも判断できないことを肝に銘じておきましょう。
まとめ
先発医薬品の特許が切れると、同等の効果があるジェネリック医薬品が登場します。
ED治療薬で公認されている国内のジェネリック医薬品は、バイアグラのみです。
医師の判断とは関係がない個人輸入代行における先発医薬品とジェネリック医薬品は、業者がそう主張しているだけに過ぎません。